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本当にほしかったものに気づいたのは、命が尽きる間際のことだった。 それは目の前にあった。ただ、見ていなかっただけだった。 あの形で人生を終えたことに、悔いは無い。 だがもし、もう一度やり直せるというのなら……。 ◆ ◆ ◆ 「……これが僕という、愚かな男の人生だ。暇潰しくらいにはなったかね、アサシン」 町外れの廃ビルの中で、一組のマスターとサーヴァントが顔をつきあわせていた。 マスターの名は、伊東鴨太郎。 ここではないどこかの世界の日本で自分の所属していた組織を乗っ取ろうと企み、そして死んでいった男だ。 たしかに死んだはずの彼は、いかなる奇跡か気が付けばこの冬木の地にいた。 ちぎれ飛んだ腕を始めとして、傷は完全に癒えていた。 そして混乱する伊東に与えられたのは聖杯戦争の知識と、アサシンのサーヴァントだった。 「世界が一つじゃないってのは、英霊になってから得た知識で知っていたが……」 これまで伊東の身の上話を黙って聞いていたアサシンが、ゆっくりとしゃべり出す。 「世界が違っても、似たようなものは出てくるんだな。 『しんせんぐみ』の近藤、土方、沖田か……」 「まったくだ。僕もあなたの真名を聞いて、心底驚いたよ。 世界の壁を越えてまで、また土方という名前の男と出会うとはね」 そう、アサシンの真名は土方歳三。 新撰組の副長として幕末にその名をとどろかせた男である。 そして、伊東の好敵手と非常によく似た名前を持つ男でもあった。 「まあ、これも何かの縁だ。仲良くやろうぜ、マスター。 俺はあんたの名前にいい思いは抱けねえけどなあ」 「まあ、名前はともかく……。仲良くはやっていきたいと思う。 生前……と言っていいのかはわからないが、かつての僕は他人との絆をものにできなかった。 それを手に入れれば……違った生き方ができる気がする」 「甘っちょろいこと言ってやがるなあ。これから殺し合いやるんだぜ、俺たちは。 そんなんで本当に大丈夫かよ」 辛らつな言葉を吐く土方。しかし、その顔には笑みが浮かんでいた。 「まあ、あんまりきついこと言うのも可哀想か。話を振ったのはこっちだしな。 仲間同士で信頼を深めるのは、何も悪いことじゃねえ。 とっさの連係が必要になることもあるだろうしな。 勝つために、やれることはやっておくべきだ」 「勝つために、か……。そうだな、僕は勝ちたい。 本来死人であるはずの僕が願いを叶えようとするなんて、おこがましいのかもしれないが……。 それでも僕は、やり直せるものならやり直したいんだ」 「やり直す……」 土方は、ふいに天井を仰ぐ。 (もし、もう一度やり直したとしたら……俺たちは勝てるのか? 新撰組は壊滅せずに済むか? いや、おそらくは無理だ……。しょせん俺たちは、時代についていけなかった連中だ。 仮に無理やり勝たせたとしても、それは日本の未来を歪めることになる。 高確率で、悪い方にな……) 土方の口元が、自嘲に歪む。 「何か……?」 「いや、たいしたことじゃねえ。ちょっと考えの整理をな」 不安げな伊東に対し応える土方の顔は、すでに平静を取り戻していた。 「とにかく、俺は戦って勝つことが目的だ。聖杯はおまえさんが好きに使えばいい」 「ああ、遠慮無くそうさせてもらおう」 「それじゃまあ……改めてよろしく頼むぜ、マスター」 土方が、無造作に手を差し出す。 伊東は少し考えたあと、その腕を取った。 (もう少し早く、こうして他人の手を取っていれば……。 いや、それは今思うべきことじゃない。 それをやるために、僕は戦うんだから) 伊東鴨太郎の新たな戦いが、ここに始まる。 【クラス】アサシン 【真名】土方歳三 【出典】史実(日本・幕末) 【性別】男 【属性】秩序・悪 【パラメーター】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:E 幸運:D 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:C 自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 軍略:C 多人数を動員した戦場における戦術的直感能力。自らの対軍宝具行使や、逆に相手の対軍宝具への対処に有利な補正がつく。 仕切り直し:B 戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。 同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。 拷問技術:A 卓越した拷問技術。拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 【宝具】 『誠の旗』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:200人 新撰組隊士の生きた証であり、彼らが心に刻み込んだ『誠』の字を表す一振りの旗。 一度発動すると、かつてこの旗の元に集い共に時代を駆け抜けた近藤勇を始めとする新撰組隊士達が一定範囲内の空間に召喚される。 各隊士は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。 また、隊士によっては魔剣の域に達した剣術を使用可能なため、総合的な攻撃力は高い。 ちなみにこの宝具は新撰組の隊長格は全員保有しており、 効果は変わらないが発動者の心象によって召喚される隊士の面子や性格が多少変化するという非常に特殊な性質を持つ。 土方が使用した場合は、拷問などの汚れ仕事を行ってきた悪い新撰組として召喚される。 【weapon】 「和泉守兼定」 生前からの愛刀。特殊な力はない。 【人物背景】 幕末の京都を守護した「新撰組」の副長。 厳しい規律で隊士を統率し、「鬼の副長」と恐れられた。 戊辰戦争においては各地を転々としながら終盤まで新政府軍に抵抗を続け、最後は函館・五稜郭にて戦死することとなる。 なお今回はアサシンでの召喚ということもあり、おなじみの浅葱色の羽織ではなく黒い着物を着用している。 【サーヴァントとしての願い】 勝利を味わう 【マスター】伊東鴨太郎 【出典】銀魂 【性別】男 【マスターとしての願い】 真撰組入隊時から、人生をやり直す 【weapon】 無銘の日本刀 【能力・技能】 頭脳は優秀。剣術の腕もかなりのものである。 【人物背景】 真撰組入隊からわずか1年で、参謀という地位を手に入れた人物。 他の隊士たちが苦手な外部との交渉を一手に引き受け、局長の近藤からも篤く信頼されていた。 幼少期は文武両道の神童であったが周囲からは嫉妬しか向けられず、次男であるがゆえに両親からも冷遇されて育つ。 それ故に歪んだ自己顕示欲が膨らみ、自分の力を他人に認めさせることに固執するようになった。 敵であるはずの攘夷志士・鬼兵隊と手を組んで真撰組の乗っ取りを企てるが、元より鬼兵隊からは捨て駒としか見られておらず、まとめて始末されそうになる。 その中で裏切り者の自分を守ろうとする近藤の姿に自分が真に欲していたのは「他者との絆」であること、 そしてそれはすでに真撰組の中にあったことを知る。 しかしその時にはすでに致命傷を負っており、最後は土方によって裏切り者ではなく仲間として葬られた。 【方針】 聖杯狙い。
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関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
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マシャフ アサシン教団旗 : 20本 In front of the tower ( where you can climb 2 levels) in the practice yard in the same tower at the highest level of the tower In the left back corner of the library in the back courtyard of the library on a fountain pillar at the end of the same courtyard as in 4 When you do the leap of faith at the first mission, cross the first beam and its at the end on a ledge on a beam thats hanging over the river, behind a building follow the path of flag 7 and just climb/walk in a straight line, you ll see it when coming out of the creed building go left of a ladder on a cliff, its down the ladder on top of the building thats shown in the map on top of the building thats show in the map, its a 3 story building its on the first roof just follow the roofs of these houses and you ll see it eventually on top of the building on top of the building in a little garden like place on top of the building on top of the building in a corner between two buildings on top of the building on top of the building ※4、5、6はMemoryBlock2開始時は取れない 4、5はMemoryBlock2をクリア後、6はMemoryBlock2の後半(ダマスカスにいけるようになったら)取れるようになる ■テンプル騎士団 : なし ■ビューポイント : なし
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「七孔噴血……撒き死ねい!!」 TYPE-MOONの『Fate』シリーズにおける一作である対戦型ダンジョンRPG『Fate/EXTRA』に登場するキャラクター。 担当声優は 安井邦彦 氏。この声の拳法家と言えば烈海王…だったのだが今の声は衛宮の親父の方だ 氏は同作で(あーぱーじゃない方の)バーサーカーも演じている他、 『Fate/Grand Order』でも新たに複数の役を兼任してるが、ヘリトールヘクトール以外、唸り声や咆哮をあげるバーサーカーしかいない。 月の聖杯戦争に参加しているユリウス・ベルキスク・ハーウェイのサーヴァントで、暗殺者のクラスの英霊。 EXTRA主人公の五回戦での対戦相手である。 武芸者の姿をした赤毛の男性で、一人称は「儂」。 饒舌で猛々しい性格にして、武の真髄として暗殺拳を習得した武芸者。 基本的に義を通すが悪もまた良しとする性格で、見せかけの概念にこだわらず理に適うかどうかで判断を下し、 道理に合わない殺人はしない合理主義者でもある。 よって、自身を拳法家というより殺し屋の類いと自認しているが、それを卑下する事も誇る事も無く、 同時にユリウスの手段を選ばず冷酷なまでにただ目的を遂行するだけの戦闘方針にも不満は無い。 A+++という最高ランクのスキル「中国武術」を持ち、不意打ちや奇襲を主体とする英霊が多いアサシンの中では、 異例とも言える程に直接戦闘に秀でており、体術のみで三騎士のクラスともまともにやり合える程。 しかし真に恐ろしいのは、気を操作して天地と合一し姿を自然に透け込ませるスキル「圏境」で、 これにより気配はおろかその姿や匂いさえも消失させてくる上に、魔術理論ではなく瞑想の極意・体術による透明化なので、 魔術理論に生きるものには絶対に感知する事ができない。 ただ、ドラマCDによると、流石に攻撃体勢に移ると気を攻撃に回すせいで幾分か効果が薄れるらしい。 なお、月の聖杯戦争では基本的にムーンセルがマスターに相性の良いサーヴァントをあてがうのに対して、 このアサシンはユリウスが召喚したのではなく別の誰かが召喚して連れてきたようなのだが、 その方法や詳しい経緯ははっきりしていない。 + ネタバレ注意 「くはははははははは!!!! 滾る滾る!! 血が!! 肉が!! やはり武とは生き死にあってのもの! 年老い、なにを悟った気になっていたのやら──所詮は俺も、血に飢えた窮奇と同じか! いいぞ、若返るようだ! お主らは強い! ここまでのどの敵よりもな! さあ、力比べだ!! 極致のその先を──見せてみろ!!」 真名は「魔拳士」や「神槍」、さらには「凶拳」の異名を持つ、李氏八極拳の創始者である中国拳法家「李書文」。 格ゲー的にはこの人のモデルになったお方である他、 ナムコとスクウェアが手を組んだ『エアガイツ』でも当の御本人が参戦している (現代でとうに死去後の遺体にとある組織が行った処置で蘇生され、晩年の老いた姿から日に日に若返っている…という設定。ベンジャミン・バトンか?)。 李書文の剛打は、牽制やフェイントの為に放ったはずの一撃ですら敵の命を奪うに足るものであり、 「李書文に二の打ち要らず」と評された程であった。 中国各地でその高い実力を知られるようになると、滄州の一流派でしかなかった八極拳は李書文の名声と共に有名になっていったとされている。 が、後述にもあるように本人の気性の激しさに加え、稽古や実戦で数多くの人を殺傷するなどの悪名もついて回った事、 さらには同時代に書文を上回る名声を得た武術家がいた事などから、日本に比べると中国本土での知名度は低いんだとか。*1 日本においては原作:松田隆智、作画:藤原芳秀によるカンフー漫画『拳児』において、 登場人物らの八極拳流派の創始者として度々過去の逸話シーンとして彼が登場しており、 特にコミックス最終巻は一冊まるごと書文の若き修業時代から壮年の頃に毒殺されるまでを描いた番外編となっている程。 相手の胴体に頭部を振り下ろした拳でめり込ませて殺した、軽い牽制のつもりで打った短勁(ショートパンチ)で相手を即死させた等、 およそ人間離れした実力の武術者だったとして描かれている。 …が、それら全てが現代に残る御本人のエピソードとして事実伝わっているというのだから驚きである。 遺族は「神格化はやめてほしい」「毒殺じゃなく病死です」って見解なんだけどね… そして『Fate』李書文についてはここらへんの『拳児』李書文の描写をがっつり拾ってオマージュしている。 主に戦犯は李老師をサーヴァントとして激推ししてたミスター陳…もとい琥珀…というか『コハエース』『帝都聖杯奇譚』作者 また、生前に彼の使った六合大槍は八極門の基本的な武器であり、 八極拳のほとんどはこの六合大槍の技法を学ぶための前段階に過ぎないとさえ言われるため、ランサーの適正も備えている (というかぶっちゃけ本人は拳術や体術よりも生涯に渡って槍術を最重要視していたとか ちなみに上述した『エアガイツ』でもこの要素が取り入れられており、キャラ毎に設定されている武器技として槍が使える)。 加えて、弟子の劉雲樵をして「殺されるかと思った事が何度もあった(意訳)」 と称される程に非常に気性の激しい人間であったという逸話からバーサーカーの適正も持ち、 原作『Fate/EXTRA』後半においては実際にある事情でアサシンでありながらバーサーカーのクラスでもある、 「二属性持ち(マルチクラス)」へと転じている。 また、このときは自我がほとんど失われて終始雄叫びをあげていたため、一部のファンから「暴走した八神」と呼ばれていたのは言うまでもない。 一応身内には優しかったとされている他、晩年には近所の子供達に武術を教えて慕われていたらしい。 また上記のクラス適正とは別に青年(=肉体的な全盛期)と老人(=精神、技術的な全盛期)の二つの姿で召喚される可能性を持っている。 『EXTRA』企画段階では二つの姿を持つサーヴァント、発売後のマテリアルでは「ランサーで召喚されると老人の姿」という設定だったが、 後年の作品では年齢とクラスの各種組み合わせがそれぞれ別の霊基として存在するという設定に再整理されており、 『帝都聖杯奇譚』では老ランサー版、『FGO』では若ランサー&老アサシン版が登場している(老アサシンは『Samurai Remnant』にも登場)。 无二打(にのうちいらず) 対人宝具。 英霊の象徴たるアイテムではなく、十二の試練などのように生前に到った技術や逸話が宝具として昇華した存在。 達人としての優れた勁力から放たれる単純な破壊力もさる事ながら、 自身の気で周囲の空間を満たす事で形成したテリトリーで相手の「気を呑む」事で相手の感覚の一部を眩惑させ、 緊張状態となった相手の神経に直接衝撃を打ち込む事で迷走神経反射(つまりショック死)を引き起こし心臓を停止させる。 西洋魔術の知識に照らし合わせた場合、自身の魔力を相手に打ち込み、相手の魔術回路を乱してダメージを与える、という解釈になる。 つまりは当たりさえすれば一撃必殺の即死技なのだが、李書文が厄介なのはスキル「圏境」を併用して不可視でこれを放ってくる事にある。 ただし完全な不意打ちが成立しなければ「気を呑む」事ができず、効果は致命傷程度に留まる。 猛虎硬爬山(もうここうはざん) 対門宝具。生前の李書文が最も得意だったとされる絶招(奥義)。 无二打はあくまで相手の心臓を停止させる対人用の一撃だが、こちらは物理ダメージに特化した攻撃である。 + マスター「ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ」 「……オレに、殺しを愉しむ趣味はない。 すべて仕事だ。簡潔に済ませろ」 黒ずくめの衣装が印象的なコートを纏った細身の青年。 担当声優は羽多野渉氏。 ドゥエ!はしない。 常に周囲へ殺気と威圧感を振り撒いており、その正体は型月世界に存在している大企業「西欧財閥」の諜報機関員。要するに殺し屋。 なお、物騒な設定に反したその低い身長がよくネタにされたりする。具体的に言うと女子高生とそう変わらないくらいの背丈 西欧財閥はカール大帝が創設した神聖ローマ帝国を母体としてかなり昔から人類規模の経済活動を行っている組織だが、 『EXTRA』の世界線では神秘の崩壊に伴い世界を維持管理している絶大な権力を有する一大勢力と化しており、 「これ以上の技術進化は不必要である」との考えと、ムーンセルへ到達する手段(宇宙開発)を封じるため、 徹底した資源管理により技術革新を封印し(その結果表立った人類の技術は2000年代のそれから停滞し続けている)、 西欧財閥の支配による停滞した平和を覆しかねない聖杯を危険視し、これを入手・処分する事を画策していた。 ユリウスはその財閥の次期当主であるレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイの異母兄の青年であった。 とはいえ、ユリウスの方は庶子でありハーウェイの家督には縁が無く、本人も興味は無い。 元はハーウェイの子として生み出されたデザインベビーだが、胎児の状態で期待されていた全ての能力値が低く、 ホムンクルスと同じく短命と判明して「利益を生まない」という理由で廃棄されたが、強靭な精神力で生き延びる。 そして6歳の時、大人達の言う「利益」を生み出すため薬によって成人の体に成長し、 三年後に生存価値を認められ初仕事を終えた事で対テロ部隊に身を置くようになる。 それからも強靭な精神力によって部隊の荒くれ者達を纏め上げ、西欧財閥の対テロ部隊の隊長にまで這い上がり、 ハーウェイに敵対する者のことごとくを葬ってきたのだが、 決して殺人を楽しみとする殺人狂ではなく、ただ義務としてそれを遂行してきた職業的な暗殺者。 聖杯戦争に参加したのも同じく参加したレオナルドを勝たせるためで、彼の障害となる者をアサシンを使って悉く排除していた。 レオの優勝は即ち自身の死でもあるにも拘らずそれも承知の上だが、「弟のため」を口にしながら、その実レオ自身には特別な思い入れは無く、 あくまで「ハーウェイの一員としての義務」で行動している。 + 他作品における活躍 『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』 老年期がランサークラスとして召喚された。 マスターは言峰花蓮。 バーサーカーとの戦いでは相手が再生能力持ちだったため相性の悪さから苦戦を強いられ、セイバーに後を任せて一時撤退。 その後のアサシン戦ではマスターを人質に取られて槍を失い追い詰められるが、抵抗する花蓮を害したアサシンに怒り、素手で撃破。 最終決戦まで生き残りセイバー、アーチャーに助太刀する形でキャスターとの戦いに参戦するが、 共闘していたアーチャーが聖杯を起動させるべく放った突然の不意打ちを受けて消滅。 このアーチャーは英霊数騎分の魂の持ち主だったため、セイバーを残しつつ起動した聖杯を託して逆転するという手段が可能であったのだが、 そのためにはどうしてもセイバー及びキャスター以外の他のサーヴァント全員、つまりアーチャー自身と李書文が敗北している必要があったのである。 なお、それでもまだ余ったらしく終結後に余剰分がちびアーチャーの分体として独立した 『Fate/Grand Order』 当初、青年期のランサークラス「神槍 李書文」が実装。 メインストーリーでは1部第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』にて、 西暦1783年のアメリカではぐれサーヴァントとして召喚される形で登場した。 一度は戦力が不足しているエジソン達に会っていたが、エジソンが抱えている物に気付くと協力を拒否して立ち去り、 強敵を求めてケルト兵やシャドウサーヴァントが跋扈するアメリカの荒野を一人で彷徨っていた。 そんな中、自分が探していた強敵であるスカサハに興味を持たれた事が切っ掛けで主人公らと一戦交え、 その結果彼女と槍を交えるまではエジソンとメイヴのどちらの味方にもならないという盟約を交わしてその場を去る。 その後、クー・フーリン・オルタとの戦いに負けて戦闘不能に陥ったスカサハの前に現れ、 彼女の求めに応じて主人公らへの援軍として戦いに趣き劣勢に立たされている北部戦線に参戦。 かつてドラゴンを素手で倒したベオウルフとステゴロ対決の末に彼に勝利を収めた。 宝具「神槍无二打(しんそうにのうちいらず)」はアサシン霊基で使用する「无二打」と同じ効果だが、槍を持つ分レンジが幅広い。 生前の「壁に止まった蠅を壁を傷つけずに槍で貫いた」という逸話から、精密動作性も素手とさして変わらないらしい。 一撃必倒とか言ってるのに三回攻撃してるじゃねーかとかツッコむのは禁止*2 カード構成はArts型な他、クリティカルアップやスター集中を備えておりクリティカル系のアタッカーとなっている。 特筆すべきはスキルに必中と無敵貫通、宝具に防御力無視を備えている点であり、これにより居直りが得意なエネミーの攻略に適している。 ただしスキル効果が1ターンしか持続せずチャージターンもそこそこ長めな上に、Arts属性のカードは継続的にスターを出せないので、 パーティ編成時にスター生産役のサポーターと組ませたり、スターを毎ターン補給できる概念礼装との併用が必須である。 その後、2部Lostbelt3章「人智統合真国 シン」の中国の異聞帯にて、 始皇帝に仕える親衛隊のリーダーである「衛士長」として老年期が登場。ただし、シナリオ中では一度も本名で呼ばれる事は無い。 が、イラストの画風やスキル名、なによりもインパクトのあり過ぎる宝具のおかげで正体は割とバレバレだった 厳密に言えばこの人物はサーヴァントではなく、汎人類史とは別の歴史を歩んだ李書文、 つまりは生身の人間だが始皇帝から賜った仙術により、およそ百五十年以上という長い年月を生きている。 シナリオ終盤では異聞帯を攻略しに来たカルデア一行の前に同じく親衛隊であるヒラコー韓信と共に立ちはだかり、激闘を繰り広げるも敗死した。 なお、この衛士長とのバトルは相手にする人数こそ一人なものの、 プレイヤー側の回避or無敵状態に対し、必ず無敵貫通スキルを使用して防御を無効化+確率で即死させる単体宝具「无二打」 アサシンクラスなのでチャージゲージが短く、上記の強力な宝具を短いスパン(3ターンに一度)で放ってくる 1ターンの間、回避状態を付与する「圏境(極)」や自身へのデバフを受け付けない弱体無効状態になる「陰陽交差」などの厄介なスキル ブレイクゲージを削る度に解除不可の攻撃力上昇やクリティカル威力アップ状態を付与するギミック 防御相性で有利なはずのキャスタークラスやルーラーでさえまともに喰らうとほぼ耐えられない圧倒的な火力 と言った彼自身の強烈な攻撃性能だけでも脅威だが、サポート役である韓信からの妨害及び支援がこれまた曲者であり、 衛士長の体力が減る度に攻撃力をアップさせるサポートスキル 上記の効果に加えてターン終了時に衛士長のチャージゲージを増加させる(これにより2ターンに一度即死級の無敵貫通宝具が飛んでくる) プレイヤー側のパーティー全体へ定期的に混乱状態(スキルが使用できなくなる)を付与 シナリオの展開により戦闘開始から4ターンの間はマスタースキル使用不可(解除不能) 等々、これら以外にもあの手この手で仕掛けてくる数々の厄介極まりないデバフも相まって2部3章における屈指の難所となっており、 当時は無敵貫通攻撃をも防ぐ宝具を持つアルトリア・キャスターの登場前だった事もあって数多くのプレイヤーを苦しめた。 でも魅了と豚にするのだけは勘弁な! その後、2019年の正月イベント『閻魔亭繁盛記』では按摩の達人及び警備員としてサーヴァントの方もシナリオに登場し、 同イベントのピックアップ召喚2で実装された。「くっ……!癒やせ!」 同作ではこちらがアサシンのクラスになっている。 こちらもカード構成はArts型、かつクリティカル威力アップやスター集中度アップのスキルを備えたクリティカル系のアタッカーで、 スキル効果が1ターンしか持続せずチャージターンも長めな部分も同様だが、 クラススキル「老練[A+]」にArtsカード性能アップとスター発生率アップの効果があるため、ランサーと異なり素殴りによるスター稼ぎもそこそこできる。 とはいえ、Artsカードがスターを出しにくい点はそのままなので、こちらもサポーターと共に編成した方が無難だが。 Artsのヒット数こそ多くは無いが「老練[A+]」の効果も相まってクリティカル込みでNPを回収して宝具を連射する動かし方が強い。 正規の聖杯戦争の場合、青年期の方は聖杯にかける願いは特に無し。 一方で老年期の方は、青年期の自分を呼んで素手と槍のどちらの自分が上か戦って(殺し合って)確かめてみたいらしい。きゃあ、じぶんごろし。 『Fate/Samurai Remnant』 老年期がアサシンクラスとして登場。 逸れのサーヴァントとして召喚された。 史実の事を踏まえるとある意味では未来人だと言えなくもない。 余談だが同作にはマスターとして鄭成功が登場しているため、李書文の登場が発表された際には中国のファンの間で話題になっていた MUGENにおけるアサシン(Fate/EXTRA) joan quiñones氏による、『JUS』風ドットで製作されたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。 高いコンボ性能による近接戦を主体にして戦う性能をしているが、地面を砕いて岩を飛ばす広範囲攻撃や衝撃波を放つ飛び道具もある。 技の節々に炎っぽいエフェクトが使われているが中の人ネタと思われる 頂心肘や震脚など有間都古っぽいモーションもあるが、この人が本家なのでしょうがない。 超必殺技の「无二打」は『Fate EXTELLA』の演出が再現されている。 AIもデフォルトで搭載されている。 紹介動画(公開先へのリンクあり) 出場大会 「[大会] [アサシン(Fate/EXTRA)]」をタグに含むページは1つもありません。 *1 中国では「武を振るうには相応に正しい『義』の理由がいる」という風潮があり、 ただひたすら強者との闘いを求めた当項目アサシンのようなタイプは必然的に人気が出にくい。 同様の理由で三国志武将では呂布の人気が昔からイマイチだったりする。 そして、そんな本国で人気の無い中華の武人ツートップを同国の英霊としてまずキャラにするのが『Fate』シリーズのひねくれっぷり(称賛)である ジャッキー・チェンがブレイクする以前のカンフー映画の多くが、 「主人公の周囲の友人や家族が殺されたから敵討ち」「おふざけも何も無いシリアス一辺倒、目的のため無駄の無い殺し合い」 というストイックさなのはこの辺りの事情が絡んでいる。 この人の映画なんかモロにその典型のストーリーだし *2 尤もこれは攔・拿・扎(ラン・ナー・チャー)という六合大槍における基本中の基本とも言える技で、 (内から外へ相手の槍を払う右捻り突き・外から内へ相手の槍を押さえつける左捻り突き・無防備になった相手へとどめを刺すための捻り無し突き)、 という一連の動きを忠実に再現したモーションとなっている。 つまり三つの突きで一つの技と考えれば矛盾していない……はず。 老人の方は正しく一発で大ダメージを奪うのでどうしても比較されてしまうけど
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【ステータス】 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B 【クラス別スキル】 気配遮断 【一覧】 スキュラ セミラミス オデュッセウス アスタロト 張三豊 シモ・ヘイヘ 自来也 ジェヴォーダンの獣 メリー ラシード・ウッディーン・スィナーン 聖ニコラウス 宮本武蔵 冬将軍 聶隠娘 テセウス クッレルヴォ ハーゲン ラウリン ディエゴ・ベガ 源頼光 沖田総司 ナラシンハ ギュゲース 風魔小太郎 クレオパトラ七世 源義経 ロボ ブラックライダー アルセーヌ・ルパン ガイ・フォークス ケン・アンロク グレンデル ラッキー・ルチアーノ ドッペルゲンガー 【ネタ鯖】 ■■■■(黒い悪魔につき、閲覧注意!) フグ
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DQⅨ Ⅸにて初登場したモンスター。 【かまっち】の上位種、【メフィストフェレス】の下位種にあたる。 【エルシオン地下校舎】と宝の地図(遺跡タイプ)に出現する。 暴走する可能性のあるドルクマを唱える他、「アサシン」の名のとおり急所突きによる一撃必殺攻撃を得意とする。 また、不気味な閃光を使い呪文耐性を下げてくることもある。 単体ならば急所突きにさえ気をつければそれほど厄介な相手ではないが、複数や【デスプリースト】との組み合わせは非常に危険。 できれば戦闘したくない相手である。 ちなみに討伐モンスターリスト2ページ目の説明は例によって(?)寒いギャグである。 DQMBV レジェンドクエストⅨの第五章で【アイスビックル】、【キラーリカント】と共に出現。例によって敵専用種。他2匹はカード化されてるのに。 技は暗黒の力をまとったカマで斬りつける「ダークスライス」と、笛にも代用出来るカマからの音色で敵を眠らせる「眠りの笛」。 どちらの技も【かまっち】のモーションの使い回しである。また、打撃に弱い。
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DNAシークエンス8 『必要は発明の母』- 1485年 ◆Memory-1 「同じ穴のムジナ」 サン・マルコ地区のサント・ステファノ教会前の開始マーカーに行くとメモリー開始。 ターゲットを尾行する。バシリカ・ディ・サン・マルコ前と北でイベント発生。 ※トッレ・デロロロージョを抜ける際は、素直に追うよりも隣の道を渡った方が楽に追跡できる。 普通に追うならば娼婦をこまめに雇い兵士を追い払おう。 リアルト橋まで尾行すればイベント発生、シンクロ完了。 ※暗殺ミッションがアンロックされる ◆Memory-2 「失敗は成功の母」 セタ宮にいるローザに話しかけるとメモリー開始。 ※アントニオと一緒にドゥカーレ宮に行き、潜入する手段を探す。 マーカー地点までアントニオを連れていく。 バシリカ前、カンパニーレ前、南東のビューポイント、北東の資材置き場と移動し最後にドゥカーレ宮屋上に辿り着けばシンクロ完了。 ◆Memory-3 「挑戦なくして収穫なし」 レオナルドの工房に入るとメモリー開始。飛行機械の試験を行う。 飛行機械で空を飛ぶ…が、揚力が足りないので、どう頑張ってもそのうち墜落する。 ※開始直後にレバーを上に入力するとあっという間に墜落する。 後の為にもここである程度感覚をつかんだ方が良い為、初回はオススメしない。 試験飛行が終了したらメモリー完了。そのままMemory-4へ続く。 ◆Memory-4 「何事も最初が肝心」 街中で火を焚くため、飛行ルート沿いの4ヶ所の警備兵を排除する。 ※3ヶ所は重装兵×2、バシリカの北の1ヶ所のみ弓兵×3の構成になっている。 町中に突っ立っている重装兵はブレードポイズンの格好の的。 水辺にいる警備兵は普通に戦ってもいいが、水際や水面を移動してると勝手に落ちて溺死することも。 ターゲットを全て倒せばメモリー完了。 ◆Memory-5 「空を行くもの」 盗賊ギルド近くの屋根の上の開始マーカーに入るとメモリー開始。 飛行機械を操作して、ドゥカーレ宮まで辿り着く。炎の上を通りながら目標へ向かおう。 炎に沿って水路沿いにS字ルートで飛ぶのがセオリーだが 弓兵を蹴りながら強引に直行するスパルタンなコース取りも可能。慣れたら狙ってみよう。 ※実績/トロフィー『飛行の名人』を狙えるチャンスはこの1回だけである。※取り逃すともう一周するハメになるので注意!※取得を狙うならばメモリー序盤で番兵を蹴る事に集中し、失敗したらわざと墜落してリトライすれば良い。 ※DLCやスペシャル・エディションでは後のシークエンス12「フォルリの戦い」で取得することが出来る。 ドゥカーレ宮の屋根まで到達すればイベント。気付かれて敵対状態になるとシンクロ解除なので注意。 弓兵に見つからないよう外側のヘリを掴みながら一周し、梯子を下りてポイント(総督の部屋)に飛び移るとイベント。 ※下の階段を巡回している番兵のタイミングを見計らって、一気に移動するのも良い。 逃げるカルロ・グリマルディを追走し、始末する。 入ってきた窓からすぐ外へ出ると目の前の階段をカルロが駆け下りていくので、エアアサシンで楽にやれる。 グリマルディを倒した後、ドゥカーレ宮を脱出する。敵兵に囲まれた状態だが煙幕があると楽に脱出できる。 海に飛び込むなどして黄色い警戒エリアの外まで逃げればシンクロ完了、シークエンス終了。 ※写本の断片を入手。 >>>シークエンス9へ
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登録日:2023/03/05 (日) 02 30 00 更新日:2024/05/11 Sat 20 34 58NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Fake Fate TYPE-MOON アサシン サーヴァント ザバーニーヤ ハサン・サッバーハ 仕事人 伝説の暗殺者 初代(2代目) 幽弋のハサン 影 影が薄い 影が薄い←影そのもの 改造人間 瞑想神経 石ころ帽子 異郷の天空を名乗りし、夕星の残光よ祖の持つ原初の刃に成り代わり……汝に、晩鐘を届けに来た 『Fate/strange fake』に登場する二人目の暗殺者のサーヴァント。白い髑髏面の暗殺者。 登場自体は割と早い方だったが、長らく素性や能力の大部分が伏せられていた。 ●目次 【データ】 【スキル】 【人物】 【素性】 【戦闘力】 【宝具】 【マスター】 【データ】 マスター ファルデウス・ディオランド 真名 ハサン・サッバーハ 性別 男 身長 体重 影ゆえに存在しない 属性 秩序・悪 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 D C C D E EX 【スキル】 ◆クラス別スキル 気配遮断:EX ◆スキル 影灯篭:A 影から魔力を得ることで霊体時は魔力供給をほぼ必要としない。 ステータスの隠ぺいも可能で、マスターにすら隠してしまう。 幽弋:A 影として蠢き、影のある場所ならどこにでも移動できる。 影から影への移動時は敏捷がA+になる。 【人物】 プロフィールにもある通り身長や体重を持たず影と一体化しており、影に浮かぶ白い髑髏面として人前に現れる。 召喚後に『自身の命を懸けてでも貫く信念があるか?』と問いかけ、その後も『その信念は人を殺めてでも成したいものか』『信念を違えればそれは呪いとなって返ってくる』など、信念に重きを置く問いを重ねたが、それらにファルデウスが応えたことで彼の刃となって動く。 アサシンらしく隠密能力に優れており、マスターのファルデウスですらその気配を察知できず、当初ファルデウスは召喚を失敗したのかと疑うほどであった。 一方でその声や雰囲気はアサシンらしい死を感じさせるものではなく、むしろ不自然なまでに「何もない」と感じさせるような、逆に不気味なものとなっている。 聖杯に望むことはないが、それ以上に自身は願望器に望む立場ではないとも語る。聞いているか聖杯を求めたハサン達。 だが望みが無ければ座から呼び出されないので彼にも望みはあり、それは「自身の役割が終わりを迎えたか確かめる」という謎めいたもの。 同じ聖杯戦争にて出会った狂信者に対しては「我ら(ハサン)とは違うものである」としつつも、 その在り方は「我らが守るべき民であり、我が身を捧げし信仰である」として認めており、彼女がイシュタルやグガランナを倒すために捨て身の行動に出ようとしていたのも制している。 難解な言い回しや言葉の足らなさ故に狂信者はその言葉の全てを理解できなかったが、彼女と話している時の真アサシンは不気味な暗殺者ではなく、迷いし者を導こうとする立派な先達であった。 【素性】 真名は前述の通りハサン・サッバーハである。それに間違いはない。 だが彼はハサンの中で最も異質な存在であり、他のハサンらとはその在り方が大きく異なる。 + その正体※8巻ネタバレ 彼は元々、暗殺教団に所属する者ではなかった。 暗殺教団とは別の組織によって魔術や錬金術、呪術や科学まで駆使してその身を造り替えられた■■■であり、その組織の『影』として組織のために■しを繰り返していた。 遂にはその組織をも■■■■■し、■へと落ちかけていた所を■■に拾われ、■■とその信仰心に救われる。 (ここからしばらくは記憶の欠落が激しく、解読不能) いつしか彼は初代ハサンが住まうアズライールの聖廟を目指し、いくつもの試練を乗り越えて遂にはたどり着いてしまう。 初代ハサンと対面した彼は自らが辿ってきた人生が『"初代の影"になる』ためのものだったと悟り、「永遠に幽明を彷徨うつもりか?」と言われながらも白刃を受け入れた。 そうして一人の『影』が生まれ、その存在は歴代のハサンにのみ伝えられることとなる。 生者と死者の狭間に焼き付けられた影、『幽弋のハサン』と呼ばれるものとして。 【戦闘力】 クラス別スキルの気配遮断 EXは世界と同化することで、A+という最高クラスの気配感知を持つランサーですら真アサシンが実体化するまでその存在を認識することが出来ない、間違いなくダントツの隠密スキルである。 ランサーは真アサシンを発見した時に「突然それが"あった"という認識で上書きされたような感覚」と表現した。 攻撃に転じても他のハサンらの隠密時と同等のA+とあまりにも規格外。ちなみに狂信者ちゃんはA-。 これに影灯篭 Aと幽弋 Aを組み合わせることで、低燃費であらゆる場所へと素早く潜り込み、相手の背後を取ることが出来る。まさしく暗殺者と言えよう。 これらに加えて、光を飲み込む■■■■の空間を生み出し、その空間内では"厚みの無い刃"による攻撃を仕掛ける。 この攻撃に物理的な防御は一切通じず、高位の魔術師やサーヴァントによる魔力防御が必要となり、しかも一度防がれれば二枚の刃に、それが防がれれば三枚に、それでもなおなら四枚……と、その刃の数は半永久的に増え続けていく。 並のサーヴァントであれば、これだけでどうしようもないという。 これらの強力なスキルと釣り合いを取るかのようにステータスは低めだが、アサシン自体が直接戦闘向きのクラスではないので大きなデメリットにはならないだろう。 幸運Eだけは見過ごせない部分ではあるか。あるいはファルデウスの幸運に引っ張られているか。 ただ、これらの能力はいずれも彼の本質ではなく、その真価は宝具に集約されていると言っても過言ではない。 【宝具】 瞑想神経(ザバーニーヤ) ランク EX レンジ 1~??? 最大補足 1~??? 借り受けし無窮なる影の一欠片、今こそ幽明の境界へと返上せん ────瞑想神経(ザバーニーヤ)──── 自身の死がトリガーとなって発動する道連れの御業。 冥府への入り口である幽谷の影を爆発的に広げるとともに自身が疑似的な死の概念となり、相手の魂と同化して冥府へと引きずり込む。それがたとえ天空の女神(イシュタル)であったとしても。 世界の影と同化して対象へと迫るので影の無い場所までは追いかけきれないが、それこそイシュタルがやって見せたように天空を飛び回りながら影を迎撃し続けないとまず回避不可能。 だが道連れの宝具という性質上、宝具の強さこそがサーヴァントの強さとも言われる聖杯戦争において非常に使いづらいものであることは間違いないだろう。 なお、発動条件となる『自身の死』は霊核が砕かれて霊基を維持できなくなるいわゆるサーヴァントとしての死だけではなく、 マスターが死亡したことで霊基を維持できなくなった場合でも発動すると補足されている。 狂信者が使っているもののオリジナルだが、真アサシンの在り方故にこの御業は正確な伝承が後世に伝えられておらず、実際に伝えられていたのが狂信者が会得した「影と同化することで周囲の地形構造やエネルギーの流れを完璧に読み取る」という全く違うものだった。 このため、瞑想神経という名前を持つ御業は二つ存在していることになる。 【マスター】 ◆ファルデウス・ディオランド CV 榎木淳弥 アメリカ政府下部組織所属の魔術師。魔術世界への造詣が深い公務員。 人形師ランガルの弟子として時計塔に潜り込んでおり、師と共にスノーフィールドの聖杯戦争の観測を始めるも、ランガルを殺して魔術協会への宣戦布告を行った。 第三次聖杯戦争に参加した人形師の縁者であるため、その人形師が使っていた人形の記憶を通じて第三次聖杯戦争を視たことがあり、今回の聖杯戦争における聖杯の再現にも関わっている。 当初は聖杯戦争をどこか楽観視していたが、真アサシンと対面し会話したことでその認識を改めた。 聖杯への望みは無いが、聖杯を解析して第三魔法を魔術へと格下げするのが彼の、そしてアメリカ政府の最終目標となる。 普段は私設刑務所を装ったアジトに籠りながら、スノーフィールド中に張り巡らされた監視網で聖杯戦争の動向を把握しつつ、近代兵器で武装した部下たちに指示を出している。 マスターのフランチェスカやオーランドは同じ側の存在であり、シグマは前述した近代武装部隊の一人である。 だが、フランチェスカはもちろん、オーランドも信用せずあくまで政府の意向の下聖杯戦争を進めようとしているし、彼女らも同じようにそれぞれの思惑で動いている。 唯一シグマに対してはある程度の信用を置いていたが、あちらが意思を持って行動し始めたことで逆に裏切られる形になった。 こんな感じでスノーフィールドの聖杯戦争における黒幕側の存在で、一見すると大物感を漂わせるが、実際には聖杯戦争に欠かせないうっかり、びっくり枠。 イレギュラーな聖杯戦争とはいえ開幕して間もなくから立て続けに想定外の出来事に巻き込まれ続け、果ては良かれと思って起こした行動が大惨事を招くというスノーフィールドの胃痛担当。 以下は胃痛を引き起こしそうな事件事故の数々である。(以下、ネタバレ注意!) ①サーヴァントが揃っていよいよ聖杯戦争が開幕しましたね →開幕からアーチャーとランサーが性能比べを始めた結果、ガラス化したクレーターが出来上がる ②共謀する繰丘夫妻と連絡取れないしライダーの素性が分からないな… →繰丘夫妻の娘がライダーのマスターに そのライダーがスノーフィールドを外界と途絶させる ③スクラディオ・ファミリーが今回の聖杯戦争で弾みを付けるとまずいのでボスのガルヴァロッソを潰しますか →真アサシンに任せた結果、後に『アメリカの呪われた一日』と呼ばれる、政財界の重鎮35名が死亡する事態に ④なんかスノーフィールドに向けて一直線に巨大台風来てません? →女神の残滓が呼び寄せた神獣が台風として参上 ⑤ムードメーカーって影響力大きくて進行を荒らすのでフラット・エスカルドスを殺しましょうか →殺したフラットの中に存在した「ティア」が誕生。彼が護身のため強大過ぎる力を振るったことで、アメリカ政府上層部がスノーフィールドを無に帰す「オーロラ堕とし」計画を発動。否応なく聖杯戦争と街双方の終わりへのカウントダウンが始まる事に。 ⑥森の方で何やらやってる女神を殺してきてくださいねアサシン(ワンチャンいけるかもしれないけどまぁ死んで来い) →うそ…私のサーヴァント強すぎ!? 少なくともガルヴァロッソ殺しとフラット殺しについては、彼が能動的に動いた結果のやらかしである。 前者に関しては長い目で見ると実はかなりのファインプレーなのだが、後者に関しては完全に藪蛇。 しかもガルヴァロッソ殺害の件で、マスター陣の中でも一番の危険人物であるバズディロットの恨みを買っていると思われる。 マスターとしていち早くリタイアしたとはいえ、はたして最後まで生き残れるのか…というか仮に運良く見逃されても街消滅の危機を凌げるか(*1)という状況の中、 9巻ではそれでも「聖杯戦争」、そして(「オーロラ堕とし」による)「浄化」をも達成させるためサーヴァントを喪った後も舞台を降りず大聖杯の警護を担当。 復讐に狂うバズディロットが街を守るオーランド・リーヴと接敵した事もあり聖杯戦争破壊のため反旗を翻したシグマとの対戦が始まる事に…。 追記、修正は影の中からお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 胃潰瘍拗らせて気づいたら脱落してないかこれ、 -- 名無しさん (2023-03-05 07 41 18) 通常召喚に応じられない冠位の代行役ならこういう宝具になるか。そもそも聖杯戦争用のサーヴァントではなかったと -- 名無しさん (2023-03-05 08 43 47) 気配遮断Dランクの小次郎でも隠れてたら、見つけれないってのに、攻撃してもA+はあまりにも規格外。 -- 名無しさん (2023-03-05 19 55 15) 初代ハサン(山の翁)の現役時代じゃないかって予想は当たらずも遠からずって感じだったわけだよな -- 名無しさん (2023-03-06 03 48 17) 我ら(ハサン)とかいいから”幽弋"に振り仮名つけて -- 名無しさん (2023-03-06 09 48 32) ↑本編でチラッとだが幽弋(ゆうよく)って付いてなかったか? -- 名無しさん (2023-03-06 13 53 42) 呼んだら本気になったギル以上に聖杯戦争が早く終わりそう -- 名無しさん (2023-03-06 20 49 46) おそらく暗殺者ですらない一般信徒だけど山の翁と同じ殉教したから山の翁! -- 名無しさん (2023-03-07 01 00 12) 彼は「2代目ハサン」にあたるのか、それともカウント外なのか? -- 名無しさん (2023-03-08 10 38 49) 伝説の暗殺者。格好良すぎる -- 名無しさん (2023-05-02 23 53 43) スキルが強い分、戦闘力は低めだと思ってたからとんでもない宝具持ちでビックリしたな。 -- 名無しさん (2023-07-02 20 31 07) そらイシュタルはガン逃げするわ。あの女神にとって冥界はトラウマもんだし違う宗教でも捕まったら同じ目にあうだろうし -- 名無しさん (2023-07-02 23 59 13) 真側のアサシンだけどハサンとしては偽者って言葉遊び -- 名無しさん (2023-07-08 20 23 32) 初代さまから19代目の百貌さんまでに含まれてないっぽいから「英霊の座」に20人ハサンがいるってことかね -- 名無しさん (2023-07-08 20 29 36) 何処までも相手を追いかける性質は「生き物はどれだけ足掻こうとも、死は免れない」みたいな感じなのかね -- 名無しさん (2023-11-07 05 21 04) 仮に冬木で引き当てたら実質宝具縛り気配遮断のみで戦うことになるのか -- 名無しさん (2024-04-22 15 41 27) 死徒27祖の番外位みたいな位置付けの人。 -- 名無しさん (2024-05-11 20 34 58) 名前 コメント
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更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
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喝采と共に幕が下り、公演が終わる。 しかし、主演を務めた彼女の心は別のところにあった。 ◆◆◆ 『聖杯』―――万物の願いを叶える願望器。 雑誌やネットで見たならば、一笑に付してしまうような馬鹿げた話。 しかし湖月レオナの脳内には、どこで見たわけでもないのに、聖杯についての正しい知識が備わっていたし、それが紛うことなき事実であると認識できていた。 そしてそれこそが、聖杯を巡る戦いの参加権を得た証左であると理解した時、レオナの中で何かがひっくり返った。 全ての願いが叶うならば、愛する人と―――霧生鋭治と過ごした、あの暖かくて幸福な日々を取り戻せる。 それを思えば、彼の命を奪ったあの三人への復讐すら些末事と化した。 「クリスティーヌ」 サーヴァントがレオナを呼ぶ。 引き当てたのはアサシン―――ファントム・オブ・ジ・オペラ。 考え得る限り最もレオナに縁深く、そして最も相性が悪い英霊。 聖杯にかける願いを知られれば、この関係はたちまちのうちに瓦解してしまう。 「我が歌姫よ。 共に歩もう。 共に歌おう。 私達の幸福のために」 傍らに立ち、手を差し出してくるアサシン。 手袋に包まれたその手を取って応える。 「ええ、エリック」 そして微笑む。 今日が人生で一番幸せな花嫁のように。 貴方は私の『ファントム』ではないけれど。 聖杯で願いを叶えるまでは――― 「―――私はあなたの『クリスティーヌ』になりましょう」 【クラス】アサシン 【真名】ファントム・オブ・ジ・オペラ 【出典】Fate/Grand Order 【性別】男 【属性】混沌・悪 【パラメーター】 筋力:B 耐久:C 敏捷:A 魔力:D 幸運:D 宝具:B 【クラススキル】 気配遮断:A 自身の気配を消すスキル。隠密行動に適している。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。 【保有スキル】 ガルニエの呼び声:B+ 「魅惑の美声」が発展したスキル。人を惹き付ける天性の美声。 異性に対して魅了の魔術的効果として働くが、対魔力スキルで回避可能。対魔力を持っていなくても、抵抗する意思を持っていればある程度は軽減できる。 「ガルニエ」とはオペラ座の別名であり、このスキルはその地下から語り掛ける彼の呼び声を指す。 無辜の怪物:D 生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。 誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。 小説『オペラ座の怪人』のモデルである彼は作品の影響を受けて素顔と両腕が異形と化している。 精神汚染:A 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 【宝具】 『地獄にこそ響け我が愛の唄(クリスティーヌ・クリスティーヌ)』 ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大補足:200人 かつての犠牲者たちの死骸を組み合わせて作成された、パイプオルガンの如き形状の巨大演奏装置。 異形の発声器官をもつ自身の歌声と併せて奏でることで不可視の魔力放射攻撃を行う。 【weapon】 かぎ爪と化した両腕 美しい歌声 【人物背景】 ファントム・オブ・ジ・オペラ。十九世紀を舞台とした小説『オペラ座の怪人』に登場した怪人の、恐らくはそのモデルとなった人物。 とあるオペラ座地下の広大な地下迷宮に棲まい、オペラ座の寄宿生でコーラス・ガールを務めていたクリスティーヌという女性に恋をしたことから、彼女を姿を隠して指導。同時にオペラ座関係者への脅迫や実力行使により彼女を歌姫へと導くも、恋敵の出現や自身への信頼を揺らがせ始めたクリスティーヌの様子から暴走し始め、遂には殺人にまで手を染めた。 本名はエリック。 【サーヴァントとしての願い】 クリスティーヌの幸福 【マスター】 湖月レオナ@金田一少年の事件簿 【マスターとしての願い】 霧生鋭治を蘇生させ永遠に幸せに暮らす 【能力・技能】 卓越した演技力 連続殺人のトリックを思いつく計画力 連続殺人実行中に発生した数々のアクシデントを乗り越える機転。 【人物背景】 劇団「遊民蜂起」の団員にして舞台女優。20歳。 優れた容姿と高い演技力を兼ね備え、劇団内外にファンが多い。 合宿所の火事に巻き込まれた事から火がトラウマになっている。 この火事で顔にやけどを負いながら自分を救助してくれた霧生鋭治と恋仲となり駆け落ちするも、ある日霧生は行方をくらまし、自身は同じ劇団の三人の役者によって連れ戻されてしまう。 後にレオナは火事の原因がこの三人の役者であること、彼らに自首するよう説得していた霧生が彼らによって殺害されたことを知った。 そして火事を起こした罪を霧生に被せて、ヘラヘラと笑う三人の姿を見たレオナは『ファントムの花嫁』として復讐を決意した。 【方針】 聖杯を獲得する。